塗装・塗料のコラム

阪神佐藤興産株式会社

2021
12.1

アルマネーションの塗り替えでフクレ

アルマネーションでふくれ、はく離が発生

 

20年経過した工場の金属折板屋根のアルマネーション仕上げの塗り替えを行ったところ、塗装後すぐにふくれが発生し、その後ふくれから、ひび割れ、はく離に至りました。塗装前の塗膜は固化して表面が劣化状態であったことから、密着を心配して下塗りに強溶剤形の2液エポキシ系さび止めを塗装して、上塗りには高耐候形の2液フッ素系上塗りを使用していました。

 

 

 

劣化固化したアルマネーションでも溶剤で簡単に溶ける

 

アルマネーションは、アメリカで開発され1965年に太平洋マテリアル(現)が国内に導入した瀝青質塗料です。アスファルトが主成分で金属屋根の防食性を高めるため使用します。

 

アスファルトは経年するほど固化するため、溶剤形塗料で塗れそうに見えるのですが、実際は何年経過しても溶剤で溶ける性質があります。今回の現象は強溶剤塗料の溶剤がアルマネーションに取り込まれて揮発が疎外され、上塗りで封じ込まれて内在する溶剤が、太陽の熱によって膨張しふくれに至りました。さらにアルマネーションが熱で軟化して動くため、足場を奪われた上塗りの反応硬化する収縮力でひび割れから、はく離に至ったと考えられます。

 

 

 

 

改修にはエポキシ下塗りと熱可塑性の上塗り

 

アルマネーションの様なアスファルトとアルミ紛を混合した塗料は密着が難しいため、下塗りに付着に優れた「ハイポン20ファイン」の弱溶剤のエポキシ樹脂さび止め塗料を塗装し、上塗りにはアルマネーションと太陽熱で同じ動きができる熱可塑性の「ニッペヤネガード」を使用すればふくれ、はく離を防ぐことができます。

 

強溶剤塗料を使用してふくれが発生してしまった場合は、いずれはく離する心配がありますので、下地まで全てケレンを行ったうえ、前述の塗装仕様で塗り替えます。

 

また、1986年以前に施工されたアルマネーションは、アスベストを含有している可能性がありますので、大気汚染防止法、石綿則などの法律に準拠して調査と工事を行う必要がありますのでご注意下さい。

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