塗装・塗料の専門知識

阪神佐藤興産株式会社

2021
2.1

塗り替え後、窯業サイディング材の化粧胴差しに塗膜ふくれ発生

胴差し(どうさし)のふくれ

 

建築から20年が経過した戸建て2×4木造住宅の塗り替えの際、窯業サイディング材の胴差しに溶剤形のウレタン塗料を塗ったところ「1年も経たないうちに塗膜ふくれが発生した」とお客さまから連絡がありました。

 

 

 

ふくれの原因は?

 

調査の結果、ふくれの発生した化粧胴差しは、新築時に現場で加工された窯業サイディング材で、仕上げにはつや消し塗料のエマルション塗料が塗られており、目視による端部の状況からサイディング材の切断部の防水処理が不十分であることが分かりました。このような状況からふくれの原因は、塗り替えに溶剤形ウレタン塗料を塗り重ねたことで塗膜面が密閉状態になり、取り合い部、裏面などからサイディング材に浸入した水分が太陽光などの熱により膨張してふくれにつながったと思われます。

 

 

 

 

 

 

窯業サイディング材交換がベストな選択

 

このような症状が出ないように予防するには、窯業サイディング材を現場で切断加工した場合に生じた切断面の防水処理を十分に行うことが必要です。

防水処理がされておらず、症状が出てしまった場合は、新しい窯業サイディング材と取り替えることをお奨めします。なぜならば水廻りは取り合い部だけでなくベランダ笠木や防水部から浸入する事例も多く見られるからです。また窯業サイディング材は、雨水が長期にわたって浸みこみを繰り返すと強度が無くなりボロボロに劣化が進みます。

取り替えずに手直しする場合は、裏面からの水廻りの心配がないことを確認し、ふくれとその周辺部はケレンを行い、ケレン箇所はエポキシパテかポリパテで平滑にして、ビス頭のパテが水性の場合もしっかりと除去して、上記パテで再処理します。サイディングの取り合い部のシーリングを行い、上塗りは弱溶剤のウレタンかシリコン塗料で仕上げましょう。

 

外部壁面の胴差し部の外観不良は目立ちやすいことから手間を惜しまないことが大切です。

 

 

 

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