塗装・塗料の専門知識

阪神佐藤興産株式会社

2026
1.5

外壁に縦横のスジが現れる

スジ跡の原因は“ヒートブリッジ現象”

 

約10年前に外壁をアクリル樹脂塗料で塗り替えましたが、ここ数年のあいだに壁面に縦横の白いスジが目立つようになってきました。近くで観察すると、白く見える部分は周囲よりもツヤが失われており、そのためスジ状に浮き出て見えます。

 

このツヤ引け部分は建物の柱形に沿って発生しているため、ヒートブリッジが関係していると考えられます。ヒートブリッジ現象とは、断熱材が入っていない柱・梁・窓枠など熱が伝わりやすい部分で起こる現象で、熱を橋渡しすることから「熱橋」とも呼ばれます。

 

熱が逃げやすい部分は表面温度が低くなり、特に冬場は結露が発生しやすくなります。その結果、結露発生量の差による水分の影響でアクリル塗膜に劣化の差が生じ、スジ状の模様として現れるのです。

 

根本的な要因は建物の構造にあります。壁・床・天井といった「面」で建物を支えるツーバイフォー工法では、このような症状はほとんど見られませんが、柱・梁で構造をつくる軸組構造の住宅では比較的起こりやすい現象です。

 

 

塗装による対策では根本解決は難しい

 

この症状は、塗料だけで予防・改善することが非常に難しいと言えます。アクリル塗料より耐候性の高い塗料を使用する、または断熱塗料を選ぶ方法もありますが、あくまで一時的な対策に過ぎず、効果は限定的です。

 

ヒートブリッジは「結露・劣化・快適性低下」を同時に引き起こす建築上の欠点です。塗装だけでは根本的な解決はできず、建物自体の構造を改善しない限り抜本的な解決にはつながりません。

 

対症療法的な方法としては、シリコンやふっ素樹脂塗料など耐候性の高い塗料で塗り替えることで結露による塗膜劣化の差を軽減し、室内の断熱構造を見直し、外断熱材を導入して改善を図る方法などが考えられます。

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